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食物アレルギーの子どもを守るために、わたしたちにできること。

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2018.10.15 研修会レポート

平成30年度尾西北地区
第2回 家庭科研究会

開催日時
平成30年8月20日
対象
尾西北地区の高等学校家庭科教員25名
場所
愛知文教女子短期大学

講義
「食物アレルギーの最新情報~食物アレルギーの子どもを守る~」
(担当:渡辺 香織)

演習
「みんないっしょの調理」
(担当:安藤 京子)

高等学校の家庭科教員を対象に、食物アレルギーに関する最新情報をお話しました。食物アレルギーの現状や、私たちが今年度調査した保育所アンケートの結果も織り交ぜて、経口負荷試験の方法や、「食物アレルギー栄養指導の手引き2017」を中心に食事療法の最前線をご紹介しました。また、講義のあとは「みんないっしょの調理」というテーマで卵・牛乳・小麦を使わない「ライスバーガー」「豆腐麺のカッペリーニ風」「冷たいかぼちゃのスープ」「豆乳パンナコッタ」を実習、試食していただきました。

参加者の声

講義「食物アレルギーの最新情報」
食物アレルギーは、「その食品を食べない(除去する)」というイメージでしたが、最新の対応は食べられるものは“食べられる範囲まで食べる”ということを初めて知りました。また、最近では果物によるアレルギーも多く、花粉症と関係していることを知りました。
授業でのアレルギー対応は、避けて通れない現状です。基本的に生徒本人に自分で対応できるよう指導していますが、正確な情報が知れて大変参考になりました。
短い時間でしたがとても勉強になった有意義な時間でした。ピーナッツアレルギーを持っている生徒がおり、エピペン®を持っているのですが、模擬を使って練習したことがなく、実際に打つようなことがあった場合とても不安です。もう少し時間があれば模擬のエピペン®を使ってみたかったです。
アレルギーの講義は以前にも受けたことがありましたが、今までとはまた違ったいろいろな項目についてお話しを聞くことができたので、大変勉強になりました。アレルギーについては新しい知識がいろいろ求められるので、経験豊富な話がとてもわかりやすく共感できることもあり、先生の知識の深さや講義の仕方もとても勉強になりました。
食物アレルギーと間違えやすい病気や口腔アレルギー症候群、食物経口負荷試験など、私には目から鱗状態でした。とてもためになりました。
演習「みんないっしょの食卓」
卵、乳、小麦を使用しなくても変わりない食事を作ることができると実感しました。食物アレルギーの生徒も増えているのでとても参考になりました。
豆腐麺については初めて食する経験でした。カッペリーニ風のサラダとして食べることができてよかったです。豆腐麺をゆでる際に重曹を入れる理由として麺が柔らかくなるということもとても勉強になりました。
我が家にも牛乳、卵のアレルギーを持った孫がおります。「これは食べられない」と本人は納得しているようですが、一緒の食卓を囲むことは食育の点からも大切なことだと思いますので、参考になりました。
なかなか自分ではアレルギー対策の献立を立てられませんが、ポイントを押さえた説明をしながらの実習はとても参考になりました。パワフルで明るい素敵な先生で見習いたいと思いました。
最新の傾向や食材の工夫がわかり役立ちました。今風のアレンジで食べやすくおいしくいただけました。学生さんの補助やお茶出し、回収までしていただき素晴らしいと思いました。

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